事業報告

いわて大運動会 in 安比

プロジェクト
パワーアップ・ジャパン from Tokyo
イベント名称
いわて大運動会 in 安比
開催日
2017年1月28日(土)、29日(日)

2016年度パワーアップジャパン from Tokyo 被災地復興支援の第9弾として、岩手県八幡平市の安比高原スキー場にて「いわて大運動会in安比」を開催しました。本イベントは年間を通して降雪量が少ない沿岸地域の親子を対象に実施しているイベントで、今年は岩泉町の親子55名が参加しました。開会式では日本アスリート会議理事を務め、本イベントへアスリートとして参加した畑中氏から「色々なことに挑戦してほしい、この二日間で新たな挑戦を」と話があり、同じくアスリートとして参加した猪又氏からは「クロスカントリーはスキーのマラソンです。初めての挑戦に、わくわくしながら取り組んでほしい」とお話がありました。二日間の日程でクロスカントリースキーとアルペンスキーという同じスキーでも内容が全く異なる二種類のスキーに参加者たちは挑戦しました。1日目のクロスカントリーでは過去最長となる1週1.5kmの起伏のあるコースが会場となり、参加者は天候の悪い中懸命に歩いていました。2日目のアルペンスキーの際には天候に恵まれ、レベルに合わせた指導が行われました。最後には猪又氏から「新たな挑戦をどんどんしていって欲しい」、畑中氏からは「自分に挑戦する、目標を持つというのは宝になる。東京オリンピックで本物を見て夢・目標を探し、失敗しても諦めず最後までやり抜く力を養ってください」という話がありました。


アスリートコメント

畑中みゆき(フリースタイルスキー)

Q今回イベントに参加してみての感想をお聞かせください
A私自身楽しめました。今回の事業の中で子供たちに自分の命を守るためにどうしたらよいかなどの考えを聞く事ができ、子供たちから防災教育を現地でどのように行っているかを知る事ができて勉強になりました。
Q今後の被災地復興支援に対する考えや抱負を教えてください
A5年経ったが、これからも継続して応援していきたいと思います。
Qいわて大運動会 in 安比の参加者及び被災地の方へのメッセージをお願い致します
Aスポーツと復興は似ていると考えています。上手くいかない、思うようにいかないこともあると思うので。だからこそ夢をもつ、なんでも挑戦していくということが大事になる思います。これからも共に頑張っていきたいです。

猪又由美(ノルディッククロスカントリ)

Q今回イベントに参加してみての感想をお聞かせください
A事前に畑中さんとミーティングをして「挑戦」というテーマを立てて参加しました。オリンピック選手としての私たちの体験談から今までとは違う考え、気づきを与えられればという思いで活動しました。新たな挑戦ができたという子どもが多く、私たちの目標は達成できたと思います。
Q今後の被災地復興支援に対する考えや抱負を教えてください
Aオリンピック選手として、今までの経験から子どもたちに気づきを与えていきたいです。
Qいわて大運動会 in 安比の参加者及び被災地の方へのメッセージをお願い致します
A絶対に夢は叶う。「本物」を見てなりたい自分を見つけ、夢・目標達成のために頑張って欲しいとおもいます。

参加者コメント

4歳 女子
上手に滑れるようになって楽しかったです。帰りたくない。またあったら来たいです。

小学4年 男子
歩くスキーでは、初めてであったがうまく滑ることができました。アルペンスキーでは、頂上から滑ることができて楽しかったです。もっとハの字でうまく滑れるようになりたいです。

小学4年 男子
1日目は上手くできたけど、2日目は転んでしまいました。けど、自分で立ち上がることができたので良かったです。もっと上手に滑れるようになりたいと思いました。

40代 男性
歩くスキーは体験することはできませんでしたが、2日目は頂上から滑ることができて気持ち良かったです。これからもこのような機会があったらぜひ参加したいと思います。

40代 女性
2日間とも充実していて、家族全員で楽しませていただきました。なかなか家族だけでは来ることができないので、非常に良い機会でした。

40代 女性
楽しむことができました。プロの指導を間近で見られたし、ゴンドラで頂上まで行って景色を楽しむこともできました。またこういう体験がしたいと思っています。

40代 女性
久しぶりのスキーでとても楽しかったです。子どもが上達していく様子を見ることができて嬉しい気持ちになりました。